給湯器リモコンの88・888とは?
リモコンに表示される88や888などのエラーコードは給湯器の故障をお知らせするものではなく、設計標準使用期間、もしくはそれに相当する使用頻度を超えた給湯機器のリモコンに表示して点検時期をお知らせするものになります。
よって故障ではなく給湯器自体はご使用できます。
エラーコードが表示された場合の対応
①お使いの給湯器のメーカーへ連絡し、あんしん点検(有償)を受ける
「888」または「88」のコードが表示されても給湯器はご使用になれます。しかしながら継続して安全にご使用するためにメーカーの「あんしん点検(有償)」を受けることをおすすめします。
あんしん点検のご依頼方法や点検費用はメーカーによって異なりますので、詳細はメーカーページでご確認ください。
エラーコードが表示された際の問合せ窓口(メーカー別)
- リンナイ保守点検コールセンター 受付時間 平日:9:00~18:00(土日・祝日など当社指定休日を除く)
フリーダイヤル(無料) 0120-493110
- ノーリツのコンタクトセンター 受付時間 365日24時間受付
フリーダイヤル(無料) 0120-911-026、 携帯電話からは 0570-064-910(通話料が掛かります)
- パーパス点検受付センター 受付時間 9:00~17:00
フリーダイヤル(無料) 0120-323-884
- パロマお客様センター 受付時間 平日9:00~17:00(土・日・祝日・弊社指定休日を除く)
フリーダイヤル(無料)0120-378-860
➡最新情報はこちらをクリック(ノーリツ)
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あんしん点検ってなに?
法令に準じて経年劣化に起因する製品事故を防止するため、一般社団法人 日本ガス石油機器工業会で定めた内容に従って、各メーカーにて点検を行うことを推奨する有償点検になります。
消費生活用製品安全法(消安法)に準じて、長期のご使用に伴い生じる経年劣化による製品事故を未然に防止するため、お客さまの申し出により点検を行います。
あんしん点検の費用はいくらかかるの?
安心点検の費用はメーカーにより異なりますがだいたい1万円程掛かります。また点検の結果、不具合箇所が見つかった場合は別途費用が掛かります。
※参考 ガスふろ給湯器の場合
- リンナイ:税込12,430円 、作業時間:60分
- ノーリツ:税込11,000円 、作業時間:60分
- パーパス:税込 8,250円 、作業時間:60分
- パロマ :税込10,450円 、作業時間:60分
※2023年7月現在の価格です。詳しくはメーカーサイトをご確認ください。
②給湯器を新しいものへ交換する
点検お知らせ機能の表示が点灯したら点検をおすすめしていますが、点検を受けない場合には製品の交換をおすすめしています。
【888】や【88】のエラーコードが表示されたということは、今お使いの給湯器は製造メーカーの定めた設計標準使用期間(耐用年数)が過ぎているという事になります。設置環境や使用頻度によっても劣化状況は異なりますが、耐用年数が過ぎた給湯器は故障する確率も高くなります。
あんしん点検にかかる費用はメーカーにより違いはありますが概ね1万円前後掛です。点検してもらった際に修理が必要と判断された場合は別途費用も掛かります。また、修理実施後に耐用年数が過ぎているため、別の個所が壊れる可能性もあります。
ある日突然給湯器が壊れてしまいお湯が出なくなってしまったら、修理までの間とても不便な思いをしてしまいます。そのため壊れてはいなくても、耐用年数が過ぎて故障する確率が高くなっている給湯器を壊れる前に交換しておこうと考える方も多いです。
ある日突然給湯器が壊れた!ということにならないように、888・88エラーコードが表示された給湯器については、早めの交換をおすすめします。