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2023.07.29

トイレがつまった時は?つまりの原因と直し方

トイレがつまってしまうとどうしたら良いか困まりますよね?

つまりには兆候がある場合もあるが兆候なく突然起きてしまうケースも多いです

日常生活の中でつまりの可能性がある症状について御紹介します。つまりといっても、症状にはいろいろなケースがあります。以下の症状がみられる場合は、すぐに対処することで悪化を防ぐことができるのです。


トイレのつまりの原因と対策

■トイレのつまりが疑われる症状

①水が流れない

トイレのつまりが疑われる代表的な症状は、まさに水が流れないことです。

あれ?と思い続けて流そうとするが流れない事で『詰まったんだ』と気付くと思います。レバーを回すとタンク内の水が便器の中へ流れ込みます。しかし詰まった場合、この便器の中に流れ込んだ水が排水されません。結果として便器の中の水があふれたりします。


②便器の中の水の水位がいつもと違う

便器の鉢に溜まっている水がいつもより少ないな』と思ったことはありませんか。水の量がいつもと違う場合もトイレがつまっている可能性があります。

便器奥側がつまることで鉢の中の水位が下がったり普段より上がることがあります。試しにレバーを回してみて、水がいつも通り流れるのかどうか確認してみてください。鉢の中の水位が余計に上がってしまった場合、つまりの可能性があると思って下さい。

ただし、つまりを取ろうとしてそのまま水を何回も流し続けるのはやめましょう。 

流し続けた場合、水が便器の外へ溢れてしまう危険があります。レバーを回して鉢の水の水位が上昇した際は、水を流さず他の方法を考えましょう。


■つまりの原因として考えられること

①大量のトイレットペーパーを流す

水に溶けるトイレットペーパーでも、大量に流してしまうとつまりの原因になります。

特に、最近のトイレは節水仕様、旧型のトイレに比べ流れる水量が少ない設計です。そのため、勢いが不足して押し流せずにつまってしまう場合があります。メーカーは大洗浄の場合は5mまでを目安とし、それ以上は詰まりやすいとしています。ペーパー使用量を減らすために温水洗浄を利用するなどつまり辛い使用をして下さい。


②水に溶けないものを流してしまった

携帯電話や歯ブラシなど、水に溶けない物は便器内側に留まりつまりを引き起こします。

落下物は便器内に留まり、後の利用時に汚物やペーパーを絡めつまりの原因となります。

便器内側に詰まった物は、便器を取り外してから取り除く必要があります。いずれにしても水道業者に依頼する必要があります。


③水を吸って膨張するものを流してしまった

おむつやペット砂は水分を吸収し膨張する性質があります。

よって途中で止まってしまうと便器内の水を吸収し膨張して排水路を塞いでしまいます。管の奥で膨張して詰まってしまうと自分では対応できない事態になる可能性があります。トイレに落としてしまった場合は速やかに取り出してゴミとして捨てましょう。奥に行ってしまったに、ラバーカップなどで解消を試みると状況悪化の懸念もあります。

その時は水道業者へ依頼しましょう。


④家の外の排水管が詰まっている

トイレは床下の排水管とつながっており、排水管は屋外の下水道までつながっています。

屋外のメインの排水管が詰まっているとトイレも使用できなくなります。排水管内に木の根が侵入して排水管が詰まってしまうなどの現象はよく見かけます。屋外の汚水マスや点検口があれば蓋をあけて中を確認してみてください。

詰まっている箇所が分かれば一先ず自分で取り除くことができる場合もあります。解消できない場合や応急処置ができた場合でも水道業者へ相談する事をおすすめします。


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自分でできるトイレつまりの直し方

①ラバーカップ(スッポン)を使うつまり解消方法

詰まりの原因が水に溶けるものの場合こちらをお試しください。

ラバーカップの種類

和式トイレの場合は、『おわん型タイプ』が最適。

ゴムの部分がドーム型になっており、内部が空洞となっているのが特徴です

洋式の場合は、『突起付きタイプ』が最適です。

和式用と似ている部分が多いですが、ゴムの内部が少し出っ張っているのが特徴。

また最近は和・洋・節水トイレ用の汎用タイプもあります。

ご自宅のトイレの種類を確認したうえでご自宅のトイレにあったものを選びましょう。


ラバーカップ使用上の注意

■ラバーカップのゴム部分が完全に浸かるように水を足します。

 またトイレの排水口とラバーカップの間に空気が入ると効果がありません。

 水が多過ぎる場合は水を取り除いてください。飛び跳ね防止のためビニール袋でトイレを覆います。

■ラバーカップは、ゆっくり押し付けて勢いよく手前に引いてください。

 排水が吸い込まれるまでこれを繰り返します。

 ラバーカップを引いてトイレつまりの原因を一緒に引っ張り出すイメージです。

 この際に汚水が跳ね返ってしまう可能性がありますので十分注意して作業してください。

落下物が出た場合カップを一度外し落下物をゴム手袋などで掴んで回収してください。その後いきなりレバーを使って水を流すのでなく、バケツなどで少量の水を継ぎ足して詰まりが解消できたかを確認してください。・・・確認できれば通常利用OKです

つまりが解消しない場合は水道業者に依頼することをおすすめします。

➡LIXIL トイレがつまった時の対処方法(動画)はこちら


②自分でつまりが直せなかった場合

専門業者に依頼するようにしましょう。

自分でできるトイレつまりの直し方を紹介しましたが、それでもつまりが解消しない場合は便器内側への落下物詰まりや屋外排水管がつまっている可能性が高いです。

上記の場合、自力での解決は難しいでしょう。

無理に自分で便器を外そうとしたりして逆にトイレが壊れてしまう可能性もあります。ここはきっぱりあきらめて水道業者に相談するようにしましょう。

また原因が全く分からない場合は水道業者に依頼をしたほうが確実に早く解決できます。

何が原因かわからないまま、ご自身で様々な方法で対処してみても効果がないでしょう。「何をやっても解消しない」「原因がさっぱりわからない」という場合は、あきらめて水道業者に依頼するようにしましょう。


トイレのつまりは解消されましたか?トイレのつまりと言っても様々な原因があります。

つまってしまうとトイレに行けず困ってしまいますよね。軽微なつまりならご自身で解消することも出来ますのでラバーカップを1つ常備しておくことをおすすめします。また設置後10年を目安に故障やトラブルが続くようであればトイレ本体に原因がある場合も考えられます。それは交換時期を迎えたサインかもしれません。
普段から変なところがないかチェックしていただき壊れる前に交換をしましょう。

おうちドクターでは上記のようなトラブル対応やトイレの交換も承っております!

お気軽にご相談下さい。

古賀 康嗣

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